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働き方改革したいなら1976年発行の小説『モモ』を読もう!!

f:id:PSYuki:20170421221134j:plain 『モモ』読み終わりました~。
モモ↑じゃないですよ。モモ↓です。
桃じゃないです。ももです。
この本は、モモという名の時間にとらわれずに生きる不思議な少女と、世の中の人間から時間を奪い、時間に追われる生活を強いる灰色の男たちの物語です。

 

 

少女のもとには、おもちゃやさまざまなモノにあふれた遊びに満足できない子どもたちが毎日大勢集まって、自分たちで好きなように遊びを考え楽しんでいます。

 

大人たちは灰色の男たちに、人生の時間を節約するように強いられ、節約した時間は没収されるために効率的に働けば働くほどますます時間に追われるという生活を送っています。そんな大人の中にも、モモと一緒にいることで、灰色の男たちの影響から逃れられていた男が二人いました。一人は無口なおじいさんのベッポ、もう一人はおしゃべりな若者のジジです。

 

っと、ここまでで現代人の忙しさに通じる部分があるなぁと。

 

2000年に入って、IT化と同時に一気に効率化が進んで、ますます時間に追われるような仕事のやり方になってないか?

 

『働き方改革』や『プレミアムフライデー』も色々な側面があるけれど、もっとゆとりをもって働こう!ということなのでは。

 

ベッポおじいさんは、ほうき片手に道路の掃除をする掃除夫として働いているのですが、道路の掃除をベッポはゆっくりと着実にやります。ひとあしすすんではひと呼吸し、ひと呼吸ついてはほうきでひとはきします。

 

ベッポおじいさんのことばです。

 

「とっても長い道路を受け持つことがよくあるんだ。おっそろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、こう思ってしまう。」

「そこでせかせかと働きだす。どんどんスピードをあげてゆく。ときどき目をあげて見るんだが、いつ見てものこりの道路はちっともへっていない。だからもっとすごいいきおいで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息が切れて、働けなくなってしまう。こういうやりかたは、いかんのだ。」

 

 

グサッと刺さりますね。。

 

「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぢのひとはきのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。」

「するとたのしくなってくる。これがだんじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあだめなんだ。」

 

今やるべきことに集中する。という考え方ですよね。未来のことを気にしすぎると、今やっていることに集中できなくなりますからね。 

 

どうですか?今やるべきことに集中してますか??