【教育】プログラミング教育の鍵は父親にアリ
こんばんは。両刀使いのツムさんです。
プログラミング教育に関連する記事3連投です。
今日は近くの小学校で開催されたプログラミングセミナーに見学に行ってきました。
参加児童は小学校の低学年から高学年まで幅広く、お父さんやお母さんも同伴して開催されました。子供たちがとても楽しくプログラミングしている様子を見学させていただだきました。一番参加者が多かったのは、1年生から4年生くらいまでの子供といった印象でした。
セミナーを見学しながら感じたことをtwitterに投稿していたので、本日の振り返りも交えながら記事にします。
小学校がどんな環境を使って授業をするのか楽しみ。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
レゴのWeDo強いな!教育現場にがっつり入ってきてる印象。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
平等に同じ内容の教育を受けられるようにするのが大事にされるから、1つの学校が採用するとドミノ的に他の学校でも使うだろうね。レゴも力いれるわけだ。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
土曜日に参加したプログラミング体験教室でもレゴのWeDoを使っていました。プログラミング言語(開発環境)はscratchを使っており、全部日本語で書かれているので子供たちも躓くことなくコーディングを楽しんでいたと思います。scratch自体はインターネットに接続できればネット上に作った作品をUploadすることもできますが、今回はネットの接続環境が思わしくなく、スタンドアロンでscratchを動かしていました。
ところで、レゴは子供たちが大好きなおもちゃの一つであるのは間違いないのですが、高学年になると少し興味が失せるかなぁといった印象です。5年生や6年生には本格的なプログラミング言語を教えても良さげ。低学年の子供はレゴの回りに群がってしまう。。楽しいもんねレゴ。
今日は30組以上の親子が参加してましたが、もともとプログラミングに興味があるから参加している子供が多いと思います。実際に学校でプログラミングの授業を始めると、体育や美術と同じで、合っている子と合わない子がはっきり出ると予想しています。苦手な子供が飽きないようにする工夫としてレゴを使うのはいいアイデアですね。
プログラミングは論理的な思考を養うのが目的であって、パソコンのプロを育てるものじゃないんだけどな。結構、誤解してる親御さんが多くてびっくりする。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
小学校の低学年でも十分触れるんだね。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
プログラミングしてる子供たちは楽しそうだ。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
理科の実験的な雰囲気。子供たちはワイワイ言いながら試行錯誤してる。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
セミナー中の子供たちの雰囲気は、まさに「理科の実験」的な感じ。お父さんやお母さんに聞きながら、自分のやりたいように自由にプログラミングしていました。プログラミングの授業をコーディングを身につける場と勘違いしてしまうと、作ったプログラムが与えられた通りに動かないとダメ。という判断を下しがちになってしまいます。プログラミングの授業は「論理的な思考を養う場」であって、プログラミングのプロを養成する場ではない。という認識を保護者が持つことが大切。
コーディングがうまくできなくても、「なぜプログラムが動かなかったのか?」を考える機会を与えるほうが大切ということ。プログラムを直して上手く動いた時の感動は、最初から一発で動いた感動の何倍にもなりますよ。
プログラミングの付き添いはお父さんが圧倒的に多い。学校教育に関わる機会の少ない父親がプログラミングで子供をサポートすることで、コミュニケーションをとる場にもなるのはいいなぁ。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
お父さん大活躍!!
サラリーマンのお父さんは平日は会社に行っているので、学校教育にかかわる機会はほとんどないです。プログラミングの能力に男女差は無いと思いますが、今日のセミナーに参加していた保護者は圧倒的にお父さんが多かったです。
子供たちが躓いてもお父さんが丁寧に教えている様子が見られました。私もそうですが、昭和50年代以降のお父さんは小学校や中学校でBASICを学んだ人も居るので、懐かしさもあって楽しく参加していたように見えました。
プログラミングはそれなりに専門性が必要となるスキルであるのは間違いないので、学校の先生ではカバーできない部分を自宅でお父さんが積極的に子供にレクチャーすることでよりレベルの高い授業ができると考えています。
私としては、プログラミングの授業はお父さん、お母さんの協力の有り無しにかかっていると思います。学校の先生も当然教えるわけですが、学校教育は、児童全員に平等に教えることが必要になるので、個人差が出やすいプログラミングの授業は1年かけて1つのテーマを教えるくらいのペースでじっくりゆっくり教えることが必要になるはずです。そこで強力な味方が父親(母親)なわけです。職場などで日常的にパソコンを使うような仕事も増え、保護者のITリテラシーも20年前に比べて随分Upしているはずで、父親や母親がscratch程度のプログラムを教えるのもそれほど苦ではないと考えています。もし保護者がプログラミングに不慣れでも子供と一緒に学ぶというスタンスで臨むという気持ちで十分だと思います。
スタッフの方の教え方もうまい。答えを直接教えるのではなく、子供たちに考えさせるような問いを投げ掛けている。子供も聞かれると自分で考えるんだ。
— Yuki Tachi (@yu_pikke) 2017年3月20日
今日のセミナーは、プログラミング教室の専門のコーチが教えてくれたので、とてもスムーズに進められていた印象です。このレベルを学校の先生に求めようとするとなかなかハードルが高そうです。2020年の必須化までもう少し時間はあるので、学校にも何からしら働きかけができればと思います。
帰宅したあと、ウチの子供にscratchを見せたら
「やってみたい」
と来たので(シメシメ)、セミナーさながらに一緒に触ってみました。
画面に映っているのはscratchの画面です。
scratchはシューティングは簡単に作れますね。次はアクションゲームでも作ってみようかな。