「右脳」と「左脳」を意識せよ。ibisPaintが「右脳」を刺激する!
いいですねー。
ibisPaint
どこかのブロガーさんが紹介していたアプリです。
ずっと使ってみようと思いながら、ほったらかしになっていたんですよね。でも、今夜の投稿はibisPaintの使い方講座ではないです。あくまでも「右脳」と「左脳」の話ですので、あしからず。。
ibisPaintは800万DL突破ということで大人気のようですね。このアプリはレイヤーも使えるし、ブラシの種類も多く(動画を観れば無料で使えるブラシもあります)、これで無料で使えるのが信じられないです。
(600円の有料版もあります。使ったことある人、無料版との違いを教えてください)
ibisPaintはAndroid版もリリースされているので、Androidのタブレットを持っている人はそちらをどうぞ。
「右脳」と「左脳」
話がいきなり飛びますが、これからは、「左脳」と「右脳」の両方ともを使いこなす人材が重宝されますよ。
「左脳」は既にコンピュータがその役割の大部分を肩代わりしていて、
「右脳」についても一部の機能を AI(人工知能)が担うようになります。
一般的には、左脳の役割は
- 読み
- 書き
- 話す
- 計算
- 文字の認識
- 論理的思考
などで、
右脳の役割は、
- 図形や映像の認識
- イメージの記憶
- 直感・ひらめき
などを司ると言われています。
ディープラーニングと右脳
ディープラーニングの性能が上がるにつれて、図形や映像の認識も人間と遜色ないレベルまで到達します。
コンピュータは「記憶」に関しては人間が敵うところではないので、右脳の役割のうち上の2つは、遅かれ早かれAIに追いつかれます。
自動運転車がいい例ですね。
ラストフロンティア
最後に残ったいかにも「人間らしい」部分、直感やひらめきについては、ディープラーニングにおいてもなかなかモデリングしにくい領域だと思います。
全く無の状態から突然閃くというのも考えにくいので、普段はほとんど神経系のやり取りのない脳のある分野において、何かのきっかけでまさに「ビビッ」と来たような感覚が閃きというものなのでしょうか。
ディープラーニングにおけるニューラルネットワークも、普段はほとんどOFF状態の脳の一部のネットワークが、これまた「何か」をトリガとして、突如として全体ニューラルネットの一部として取り込まれるようなモデルになりそうです。
このモデリングは相当ハードルが高いとみています。
AIが人間に追いつけない最後の「人間らしい」特徴が直感やひらめきだとするなら、その分野で活躍できる人材になるのも手だと思います。
将来、AI(人工知能)が普通に使われる世の中になったときに、人は何をするのかということについては、
「左脳」でコンピュータ(パソコン)を使いながら、「右脳」でAIとイメージのキャッチボールをしつつ、人間の直観とひらめきでAIをリードする。
というスタンスでいいのではないかと思っています。
AIが人間の思考に近づけば近づくほど、「私はAIではありません」というステータスが価値を持ってくるようになるはずです。
ツムさんアートに目覚める
前置きがむちゃくちゃ長くなりましたが、今のうちから、
AIと「イメージ(言葉とおりの絵のこと)」のキャッチボールができるように、人は自分のイメージを具現化できるように訓練しておいたほうがいいと思います。
積極的に美術鑑賞したり、自分で絵を描いてみたりというようなことですね。
ここで、やっと冒頭のアプリの話になるのですが、
ibisPaintをiPadで使うと、タッチ操作で絵を描くことになります。ibisPaintはタッチ操作でもここまで描けるのか~。と感動するレベルのアプリでした。
もう気がついている人も居るかもしれませんが、このブログ、アイコンがずーっと無くて寂しい思いをしていたので、今回、思い立って ibisPaintを使って描いたのが、このかたつむりのツムさんというわけです。
これ、全部iPad上の手書き(タッチ)で描いた絵です。右手でなぞって絵を描くと、なんだか、本当の絵描きになった気分になるので不思議です。
筆を持ってるわけではないんですけどねー。幼いころ、筆も持たずに絵具をぐちゃぐちゃにしながら絵を描いた感覚が呼び起されているのでしょうか。
絵心はもともと無いと思っているので、正直、「自分やるじゃん」と思ったのはナイショです。
娘に見せたら「なかなか上手いじゃん」とのコメントを頂いたのでそのままブログアイコンにしました。
ぼくが現役のうちに、AIの時代は間違いなくやってくるので、今からAIと意思疎通できるように「右脳」を鍛えておこうと思います。
ツムさんでした!