今年の就活生必見!会社を退職した男が14年ぶりに会社の面接に行ったときの話。

こんばんは。ツムさんです。

 

昨日、14年ぶりにとある会社の面接を受けに行ってきました。社会人になったのが2003年の4月です。そこから14年を経て、再び会社の面接を受けるとは、14年前の自分は想像もしていなかったと思います。

 

 

行先は「新宿」

 

カイシャで働いていたときも、新宿へ行くのは飲みに行くときくらいで、仕事で行ったことは無かったです。昼間の新宿は夜の雰囲気とは全然違っていますね。

 

まだ、面接の結果をもらっていないので、会社名は伏せさせてください(さすがに書けません)

 

前日の夜

妻:「何か面接対策しなくていいの?」

 

 

ぼく:「対策? 御社を志望した理由とか?」

 

妻:「そうそう」

 

ぼく:「んー、要らないかな」

 

妻:「そうなんだ。。」

 

ぼく:「そうそう」

 

ここで言う面接の対策というのは、相手があらかじめ聞いてくるであろう質問を「想定」してその答えを用意しておくことだから、新卒の入社試験には必要(というか対策可能)だけど、ぼくのような人には、関係ないというのが持論。

 

もちろん、想定しておくことは決してマイナスではないけど、ぼくは、面接だから緊張してしまって全然話せないというタイプではないし、面接で重要なことは、

 

自分が何をやりたいのか明確に伝えること

 

だと思っているから、そこだけ頭の中に入っていればオッケー。

 

では、どうして自分が何をやりたいのか明確に伝える必要があるかというと、

 

仕事の希望と実際の職務にミスマッチが起きるとお互い不幸だから

 

もうね。これに尽きますよ。日本のカイシャは一度採用してしまうと、簡単にはクビにできないのです。

 

面接当日の朝

面接は10時からだったので、電車と徒歩の時間を考えて少し余裕を持って自宅を出たつもりが。。

 

新宿駅からそこそこ距離があり到着したのが5分前ギリギリということに。

 

結構焦りました。

 

受付の人も心配していたようで、少し苦笑いしながら、

 

「お待ちしてました」

 

と言われてしまい。。いきなりのマイナスポイントです。

 

うーん。時間の感覚がサラリーマン時代から「ゆっくり」になっているのだろうか。

 

 

人生最長の面接

(まさか、受付の人がそのまま面接官?)

 

と少しドキドキしましたが、部屋に案内されると、少したってカイシャのCEOの人がやって来ました。

 

それほど大きな規模のカイシャではないので、人事はCEOの目利きということなんですかね。

 

このCEOがむちゃくちゃ話好きで、10時に始まった面接は、30分もあれば終わるのかと思いきや、終了したのが11時30分という(笑)

 

14年前でも1時間30分も長丁場の面接はなかっだぞ。

 

途中、何度か、自分の希望職種(やりたいこと)を説明しつつ、さりげなく事業内容とは合っていないという点を匂わせながら話を進めるも、

 

まぁ、いろいろな話題に話が飛ぶ飛ぶ。飛びまくりです。

 

1970年代(昭和50年代)当時のパソコンの話から、日本の半導体が元気で、NECやシャープ、東芝といったメーカーのパソコンの隆盛(半分思い出話?)、最後には、ソフトウェアエンジニアの危機の話。これも、最近の話ではなくて、昔からずっと言われ続けているということ。

 

今日はぼくの面接ではないのか?という疑問も頭に浮かぶこと数度、

 

今振り返ると、あれはあれで、技術の理解度や知識を試していたのかなぁとも思いました。

 

ぼくもその手の話は嫌いではなくどちらかと言えば好きなほうなので、自分の知っている範囲で話を合わせていたら、社チョーさんがノリノリで話をしてくださるので、こっちも負けずに合いの手を入れると、ますます盛り上がるという、なんだか途中からお酒の席で接待している気がしてきました。

 

最後は、、

ただ、そんな調子のいい(失礼!)社チョーさんも、最後は面接官として、言うことはいいます。

 

ぼくの希望に合うような事業をそもそも展開していないわけなので、獲るべき人材かと言われれば、Noとなるでしょう。

 

最後は、暗に(不採用)をほのめかせながら、

 

「良くご検討ください」

 

と一言いわれました。

 

(いや、それは本当はこっちが言いたいセリフですよ。。)

 

 

就活生に送るメッセージ

面接官の調子に合わせつつ、自分がやりたいことをハッキリ話せ!

 

合わせるというのは、「媚びる」ということではないです。採用してもらいたいなら、相手(面接官)には気持ちよく帰ってもらわなければなりません。

 

時間を使っていただいた以上、楽しい時間を過ごせたと感じてもらえるように、トークを盛り上げるように意識した方が良いです。

 

ぼくの今回の面接は想定をはるかに超えた長丁場でしたが、それだけ楽しく話していただいたということです(社チョーの立場で考えれば、つまらない相手ならここまで時間を費やしませんよね)。

 

その上で、自分が希望するやりたい仕事(職種)を明確に伝え、相手に判断してもらう。

 

面接は相手が判断するのであって、こちらが何か決めることは無いです。その判断に必要な材料をきちんと提供(伝える)する必要があります。

この意識を持って臨んでください。

 

来月から就活が解禁されますが、就活生の皆さん頑張ってください!!