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家内制手工業は問屋制手工業、そして工場制手工業と進む

 おはようございます。そして、こんばんは。ツムさんです。

 

ハンドメイド流行ってますね。

 

ミンネとかクリーマとか、自宅で作ったイチオシグッズをOnlineで販売するスタイル。ちょっとした小遣い稼ぎにはぴったりだと、ここ2~3年で一気に拡大しました。

 

妻も出品しているので、ちょいちょいミンネはのぞくのですが、出品されている作品のレベルの高さには驚きです。

 

minne | ハンドメイド・手作り・クラフト作品のマーケット

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これはプロが作ったんでは?

 

プロと見間違えるような素敵な作品が物凄い数登録されています。全部はとても見切れない。。LINEスタンプと同じで「埋もれてる」作品は膨大な数です。

 

で、こっちはクリーマ。

Creema | ハンドメイド・手作り・クラフト作品の通販、販売サイト

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こっちもスゴイ。

 

ハンドメイドのOnlineショップの先駆けは私の記憶の中ではBASEだと思ってるんですが、その当時は明らかに素人が作りました。的な作品ばかりで、Upされている写真もスマホでサクッと撮影たような雑な感じのものが多かった気がするのですが、今は全然違いますね。

 

ミンネもクリーマも、このサイトだけで1つブランドショップ(ミンネブランド、クリーマブランド)として成立しています。写真の映え方も統一感がとれていて、「本当に別のクリエイターさんが作った作品なの?」と疑うくらいの品質です。

 

家内制手工業の次は

今のミンネもクリーマも「家内制手工業」の時代だと思うんです。

お母さんたちが夜なべして機織り機で商品を作り続けるような昔のイメージとは違いますが、現代の家には、裁縫道具からDIYの道具までモノづくりに必要なモノが全部そろっているから、「何を作ればいいか」はいちいち指示を出すまでもなく、作りたいものは自宅で自由にどんどん作っていくスタイル。

 

それでも、最初は素人臭さが残っていたハンドメイドの世界も、次第に実力主義で「売れるクリエイター」「売れないクリエイター」の弱肉強食となり、一部のレベルの高いクリエイターが生き残ったというのが今の状態だと思います。

 

じゃぁ、次は?

 

となると、歴史が教えてくれます。

 

家内制手工業の次は問屋制手工業と進化し最後には工場制手工業に行きつくはずです。

 

今のミンネやクリーマの問題は、一部のレベルの高いクリエイターに売り上げが集中してしまって、立ち上げ当初の「多様性」が失われつつあるということだと思います。

ちょっと素人っぽさが出てしまう作品は、運営側もTOPページにはPick upしずらいはずで、それは取りも直さず、クリエイターと一緒に運営側も品質を高める努力をしてきているからこそ、そういう心理に陥りやすいということです。

 

ここまで来ると、ミンネやクリーマの表向きは、従来通りのハンドメイドショップを運営する一方で、運営側は一部のハイレベルなクリエイターに対してさらにハイレベルな作品を作れるように、必要な機材や設備を貸し出して、作ってもらった作品を買い取るという「問屋制手工業」へ進むことが可能です。

 

ミンネProとか、クリーマProみたいな感じですかね。

 

最後は、「工場制集工業」です。日本に限定した市場だと、売り上げ規模も知れてますから、多品種少量生産するような大規模な設備投資は難しいかもしれませんが、ミンネやクリーマのレベルの作品なら、海外でもJapanプレミアムで十分に戦えるはずです。

 

世界に売り出すことを前提にすれば、投資に見合った規模も売り上げも見込めますから、思い切ってハンドメイド作品製造工場(?)を立ち上げて、運営側は製造に必要な土台は全部準備しておき、デザイナーとしてミンネやクリーマのクリエイターを雇うような形です。

 

ミンネInternational とかクリーマInternationalみたいな感じですかね。ただただものを作って輸出するだけだと面白くないので、駆け出しデザイナーも世界に出ていけるようなプラットフォームが作れるとクリエイターの底上げにもつながっていきそうです。

 

ハンドメイドの世界もまだまだ広がっていきますね。