人をつなぐ人の重要性
こんにちは。
皆さんの身近に「人と人をつなぐ」のが上手な人はいますか?
そんな人見たことないって?
人と人をつなぐような場面ってそうあるものでもないのですものね。
でも、ちょっと見まわしてみると、会社や地域にはこのタイプの人って多くいるんですよ。
人をつなぐ人
会社で何か新しいプロジェクトが始まったときに、どこでどう知り合ったのかわからないような人を連れてくる。そんな人って決まってコアな技術を持っていたりしてプロジェクトのキーマンになったりとか。
連れてきた人スゴイ!
ぼくも今、子ども向けのプログラミングのセミナーを準備していますが、セミナーと言っても素人が簡単にできるものでもないし、そんなときに相談した方が、プログラミングスクールの講師の方を紹介してくださったんですよね。
もちろん、その方がもともとプログラミングに興味のある人だったので、それをあてにして相談したのもあるんですが(^^;
そうはいっても、相談した日から1週間たたずに、facebookのメッセンジャーで直ぐに紹介してもらえるって、どれだけアクティブなんだろう。しかも、仕事とは全く関係ない話ですからね。
見習いたい!!
感謝の気持ち
何か解決したい課題があったとき、(上のようなものはポジティブな課題ですが)、本人だけで解決することが難しいケースにおいて、他の人の協力をもらうというのは、とても大切なことだと思います。
課題がネガティブな場合はなおさらだと思うのですが、ネガティブな課題を他の人に相談することを躊躇してしまう人が多いのも事実です。
そんなとき、ぼくがいつも心がけることは、「感謝」です。
ひょっとすると相手は「面倒なことを相談するなぁ」と思っているのかもしれませんが、自分が感謝の気持ちを持つと、不思議なことに、相手がどう思うかは気にならなくなるんですよね。
相手も人間なので、何か不満があるなら、意思を表明するはずだ。
という前提に立てばいいと思います。
だから、何も言わないなら、心の中で「嫌だ」と思っていたとしても気づくことはできませんから、気にする必要はありません。
自分が感謝していることだけ伝えれば、相手はどう思おうが自分は納得できます。
まず自分が納得する。大切なことです。
他の人のために納得するのではないということですね。
今年、ぼくがPTA会長をやっているのも、前年度の会長の推薦があったからなんですが、前年の会長は人をつなぐのが上手な方で、他の学校の会長や地域の方とどんどん繋いでいってしまいます。ぼくの意思とは無関係に(笑)
いつもすごいなーと思わずにいられない人です。
そして、繋いでもらった相手というのは、繋いでもらったときに限った関係というものでもなく、その後もちょっとしたことで相談したり、話をする相手になります。いろいろな方と繋いでもらって本当に前会長には「感謝」の気持ちしかありません。
(プレッシャーにもなったりするのですが(^^;
地域の問題の複雑さ
地域で起きる問題のほとんどは人間関係なので、そういう問題に対処するときに、人をつなぐ人の重要性は論を待たないところです。
子どものいじめの問題だったり、地域の住民どおしで仲が悪かったり、一度こじれてしまうと当事者どおしがまともに会話すらできないような状況に陥っていることがほとんどです。
そんなときに、間に学校の先生を立てて対処しようとする話を良く聞くのですが、まず解決に向かうことはありません。
学校の先生はその立場上、白黒をつけるような役には向かないのが理由です。
子どものいじめにしても、どちらかが悪く、どちらかが良いという正義の判断を学校から言い渡すのは無理でしょう。何故なら、学校からすると加害者側の子どもにも反省してやり直してほしいという希望があるから、悪という烙印を押すことに躊躇してしまうからです。
人をつなぐ人は、当事者とは利害関係がなく公平に間に立つことのできる地域の人をもいとも簡単に見つけてくれます。
地域の問題を地域で解決する姿勢はこれからますます必要になっていきます。人を上手につなぐ人を見つけておきましょう。