【PTA】PTA活動がつまらないだって?心のリミッターを外してやりたいことをやりたいようにやろう!!
こんばんは。ツムさんです。
PTA会長を拝命して3ヶ月が過ぎようとしています。
この3ヶ月は本当に色々なことがありました。それでも、周りの役員の方々やOBの方に支えられて少しずつやってきています。至らない部分も多いとは思いますが、本当に感謝感謝です。
未来は分からないから今が楽しい
会長になってこの三カ月間、実際のPTAの現場を見ていると、
毎年同じことを同じようにこなすだけで楽しくない。
というお母さんの声や様子が見て取れました。
(よくインターネットで呟かれる声と似ていると思います)
実際に、「PTAって楽しい?」って訪ねても「うーん、楽しいのかな?」という疑問形で返される人が多く、役員や委員になったから仕方なく義務でこなしている人が多いという印象です。
どうして「こなさないとならない」と思うようになるのか不思議なんですが、誰も「前年と同じようにやらないとダメ」とは言っていないのに、同じようにやらないとならないという強迫観念に囚われてしまっている人が多いことに驚かされました。
理由を尋ねてみると、
「やり方を変えてしまうと次年度以降の役員の人が大変になるから」
という意見が多いです。
この意見も分からなくはないのですが、少し見方を変えてみると、
「同じようにこなすことしかできないような仕事を来年の役員にお願いするよりも、少しでも楽しく仕事ができるように環境を変えて、仕事も変えたほうが次年度の人は楽になるし、お願いしやすいよね。」
とも考えられるはずです。
本当に「大変」かどうかは次年度以降の役員が自分で「判断」すればよいわけで、実際にやってみて「大変だ!」と分かったときに必要になるのは、「やっぱり大変でしょ」という同情ではなくて、「大変」なものを「楽に変えられる環境」だと思います。
大変なことを少しでも楽に、つまらないものを少しでも楽しく、楽(らく)と楽しくって同じ漢字なんですよねー。面白いですね。
大変なことを楽(らく)にすると楽しくなるんですよ。つまらないものを楽しくすると楽(らく)になるんですね。
仕事と全く同じだなぁ。と思います。お給料をもらってやる仕事とPTAの仕事は全然違うという指摘もありますが、人間が楽しく、楽に動くことができることは同じ性質を持っているはずです。
そもそも、人は結果が分かるようなことにはワクワクしないんですよ。
未来は分からないから今が楽しい。
これは、全人類が共通で持つことができる価値観じゃないかな。
毎日の仕事の成果が予め分かってしまうと面白くない。
誤解のないように言うと、これはルーチンワークを否定しているのではないです。ルーチンワークとそのルーチンワークがもたらす成果(アウトプット)は別ものです。たとえ日々の仕事の中で、同じ作業を繰り返しやっていたとしても、その作業が「作用」する対象は日々変わるし、結果も変わってくる(よりハイグレードな結果を会社は求めてくる)。と思います。同じことではなく、「違い」を見つけるようになると意識が変わってきます。
最初から〇〇になるような結果ありきで、作業をするということは人は苦痛に感じるということです。
結果がどうなるかどうかは分からないけどまずはやってみるという仕事が一番楽しいんですよね。
PTA活動も同じですね。結果がどうなるかわからないようなことをやればいいし、方法も変えてしまえばいいです。将来の役員さんに気を遣って「変えない」ことはお互いが不幸になるだけです。
「ズルい」の心理
何かを変えようとすると、「ズルい」ということを言う人が必ずいます。
「ズルい」を口にする人は、相手に非がないのにあたかも非があるように、自分が被害者であるように装って同情を集めることが目的になっています。ここで、「何がズルいんですか?」と正面切って対峙するのは上手くありません。
相手の土俵(価値観)に絡めとられずに、正々堂々と自分の価値観だけを主張する。これが「ズルい」を口にする人を相手にするときの正しい対処方法です。
「ズルい」という人には、「次の人には是非楽になってもらいましょう」の一言で十分です。
ぼくたちも、今年はいろいろ変わろうとしています。大変か楽かと言えばまだまだ「大変」なほうだと思いますが、少しでも「楽しいこと」を増やして「楽(らく)」になるように持っていこうとしています。
楽しいことができるようになると、つまらないことはどんどん無くす方向に動きます。人間は感情をきっかけに動く生き物です。PTA廃止論も聞こえてきますが、PTAの代わりになるような受け皿が整っていない今、このまま何もせずに廃止するのは、誰も幸せになりません。もう少し試行錯誤してみる価値はあると考えています。