【書評】宇宙一美しい奇跡の数式
こんばんは。ツムさんです。
ビンを割らずに、鳥も殺さずに、
どうすればビンのなかの鳥を外に出せると思いますか?
(ただし、ビンを通って外に出ることができない大きさとします。)
割らずに穴をあける。
とか、
実はビンの底が抜けている
なんて回答は期待してないです。
最近、哲学にハマっているツムさんが最近読んだ本です。
その名もずばり、
「宇宙一美しい奇跡の数式」
美しい数式は、オイラーの等式なんじゃないの?
という突込みは要らないです。
これは哲学の本です。
信じるのではなく、明確な理解を通して真実と出会うこと。
そもそもリンゴとはなんですか?
あなたが生まれた瞬間から、絶対に外すことができない分子が見える顕微鏡のメガネをつけて生きているとしたら?この色、この形で、リンゴが認識できますか?
ここまで読んで、怪しいと思うなら、読まないほうが良いかもしれませんね。でも、この本は、他の哲学書のようなちんぷんかんぷんさは全くないです。
というのも、作者が「明確な理解を通して真実と出会うこと」を作者以外の第三者が言葉(本)を通して理解できるように体系立てて説明しているからなんです。
人間はつねに光だけを見ている。
認識するから存在する、ように見える
もしすべての人類の視覚が、可視光線の波長をキャッチするようにできていなかったら?
どんな世界が見えるんだろう。実は何もないんじゃないか?なんて思いますよね。
人間は、「人の話を聞いてない」
耳から入った聴覚情報を、あなたの脳が解析して、その自分の解析を自分で聞いている
言われてみればそうで、自分がしゃべった声をそのまま聞くのと、録音して聞く声は全然違うんだよね。 頭の中で響く声と、外から入ってくる音としての声は脳の解析具合が違うんだろうね。
わたしが人間の五感感覚の観点だけではなく、真実の世界を基準にした認識ができる基軸教育を提唱する上での中心となる数式が、0=∞=1です。
それは、自分と自分の宇宙がない状態ーー。